本学研究生が世界看護科学学会にて修士論文の一部を発表 (タイ・バンコク)
2017年10月20日から22日にタイのバンコクにおいて、“The Thailand Nursing and Midwifery Council (TNMC) & the World Academy of nursing Science (WANS) International Nursing Research Conference(INRC)” が開催され、本学研究生の山田利惠さん(3期生)と佐々木雅子さん、髙野佳子さん(ともに5期生)が修士論文の一部をポスター発表しました。
学会会場での本学関係者
(背面左より山田利惠氏、志摩久美子氏、森脇康子氏、飛田伊都子准教授、岡崎正之研究科長、
前面左より桐本隆弘氏、髙野佳子氏、佐々木雅子氏、)
今回の世界看護科学学会は、“Culture, Co-Creation, and Collaboration for Global Health(世界的健康に向けた文化、共同的創造、そしてコラボレーション)” をテーマに開催されました。14の国と地域から910名の参加者が集まり、健康領域に関する課題について看護の側面から国際的に議論が交わされました。
本学からは、山田さんが “The differences between degrees of adherence to safety procedures in infusion: Analysis of the differences in clinical experience among Japanese nurses”、
佐々木さんが “The reacquisition of autonomous dental care of elderly people with dementia: An experimental trial at a rehabilitation ward”、
髙野さんが “Evaluation of the educational methods for transfer assistance technique, and subjective evaluation of caregivers and care recipients”
というテーマで発表しました。

国際学会では、会場の設営方法、写真やイラストが多いポスターやパワーポイントなど、見るものすべてが新鮮で刺激的でした。今回のINRCの発表は、2013年のICNに参加させて頂いた当時は全く想像できなかった現実です。今は、諦めずに頑張ることの大切さを学び、貴重な経験をすることにより学びのハードルがどんどん上がって終わりのないことを感じています。」と述べています。


学会は、グローバルで科学的な発表が多く、そのディスカッションも魅力的で、有益な学習へと繋がりました。そのなかでの私のポスター発表は、研究方法のバイオフィードバックのことやその有効性についての質問が多くあり、看護教育における教育法の問題解決に取り組む研究の意義深さを改めて実感する機会となりました。また、学会終了後に届いた『Presentation Certificate』は素敵で感激しました。今後も『為せば成る、為さねば成らぬ』の精神で研究に邁進していきたいと思います。院生の皆さんもその夢の実現に向けて進んでいってください。」と述べています。
今回の学会には、発表者の山田さん、佐々木さん、髙野さん以外にも、本学の研究科長岡崎正之教授、飛田伊都子准教授、修了生の志摩久美子さん、森脇康子さん、桐本隆弘さんが参加され、国際的議論の場で多くの刺激を受けたとの事でした。

タイ看護・助産評議会(Thailand Nursing & Midwifery Council)会長である
Associate Professor Dr. Tassana Boontongと本学からの参加者
(左より桐本隆弘氏、志摩久美子氏、髙野佳子氏、飛田伊都子准教授、Dr. Tassana Boontong、
森脇康子氏、佐々木雅子氏、山田利惠氏)
ニュース
- 2018.04.05 第8期生ご入学、おめでとうございます。~平成30年度の入学式を挙行しました~
- 2018.03.23 「平成29年度学位記授与式」を挙行しました
- 2018.03.06 平成29年度 修士学位論文公聴会を開催しました
- 2018.02.15 「専門実践教育訓練講座」に指定されました ~在学中から給付金を受給することができます~
- 2018.01.25 『GMP初級講座2018』を開催します~医薬品等の製造管理・品質管理基準を基礎から学びます~