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学位記授与式を挙行、医療安全の修士16名が誕生

―滋慶医療科学大学院大学―


 滋慶医療科学大学院大学は、3月23日(日)に「学位記授与式」(卒業式)を挙行しました。同校はわが国初めて、唯一の「医療安全管理学修士課程」を設置、医療の質・安全の向上を探究する大学院として2011年4月に開学しました。2回目の修了生として、16人の修士が誕生しました。学びの成果を医療現場や教育現場で実践することが期待されています。




―コメンスメント~これからが始まり―


 式典では武田裕学長が「皆さんは働きながら研究に取り組み、多くの壁を乗り越えて学位論文を完成されたことに敬意を表します。卒業式のとき、英語では“コメンスメント”と言います。まさに、これからが始まりです。学びの成果に自信を持って、実力を社会で発揮してください。気概を持って、You Can Challenge」と激励を込めて、告辞されました。
また、修了生は今後も大学院の『研究生』として処遇し、学びの相互交流を続ける方針を示されました。




―医療安全の先駆者として活躍―


 同大学院大学の運営母体となる学校法人・大阪滋慶学園の浮舟邦彦理事長は「医療事故調査の枠組みが初めて法制化されるということですが、この分野を研究された皆さんは今後、中心的存在、医療安全の先駆者として活躍が期待されます。卒業しても研究生として、職場のケーススタディーなど情報を発信してください」と激励されました。




―医療安全、次のステップで活躍―


 来賓として、国立循環器病研究センターの内藤博昭病院長は「医療安全は今世紀のキーワードです。医療安全では考え方の問題がありますが、例えば透明性と説明性の問題。インシデントレポートを多く出すところは透明性が高い。出ないところは安全性が高いとも」と一例を紹介されました。
「医療安全のベースの考え方は定着してきましたが、戦略と戦術を広める次のステップに来ています。それが出来るのは、皆さんです。活躍を願っています」と大きな期待を込めて、祝辞を述べられました。




―時代の要請に応える―


 米国のロマリンダ大学のDr.クレイグ・ジャクソン統括学部長は「ヘルスケア領域の一端を担われている皆様が本日、学術的な偉業を修められたことを賞賛いたします。習得された経験はこの時代の要請に応える準備となるでしょう。最善の医療職者になるにはどのようにしたら良いかを思案しながら、新しい学び、挑戦、役割に常にオープンでいてください」とのメッセージを贈られました。




―独自の発展を期待―


 中国からは同済大学の李覚・医学院院長補佐が「滋慶学園とは1999年から合弁教育を始めるなど、学術文化交流を通じて友好関係にあります。私は2011年に大学院の入学式に来ました。すばらしいスタートを切って、成果を挙げています。これからも独自の発展と皆さんの活躍を期待しています」と挨拶されました。




―実践に役立て、社会に還元―


 修了生を代表して、天本都さんが「2年間の学び、研究を通じて、多職種連携をハダで感じました。医師、看護師、臨床工学技士など多彩なメンバーと意見をすり合わせることで、医療安全の焦点化ができました。修士論文では各方面の先生方の指導、アドバイスを得て、医療の質・安全学会で発表することもできました。今後は現場で実践に役立て、学びを社会に還元していきたい」と謝辞を述べました。


なお、4月6日(日)には、4期生の入学式が行われます。


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