トップ > ニュース > 患者と医療者間のコンフリクトの解決に向けて ~修了生の研究が医療の質・安全学会誌に原著論文として掲載~

患者と医療者間のコンフリクトの解決に向けて ~修了生の研究が医療の質・安全学会誌に原著論文として掲載~

download①本学の修了生(1期生)の水摩さん(吹田徳洲会病院・吹田徳洲苑 医療安全管理責任者)が本学の江原一雅教授と津田紀子 前教授の共同指導で取り組んだ研究が医療の質・安全学会誌(Vol.9 No.3(2014)207‐215に原著論文として掲載されました。

テーマ:院内医療メディエーターによる対話促進手法の構造 ~コンフリクトを院内医療メディエーションによって合意形成に導いた事例の分析~

この研究論文は、患者と医療者間におけるコンフリクト(対立)を対話によって解決しようとする院内医療メディエーションのプロセスとメディエーターによる対話促進の構造を分析し、患者側の真の要求に着目した合意形成に導く手法を明らかにすることを目的として、対話記録を内容分析とディスコース分析を用いて分析し、5つの核心的な欲求を参考に質的研究を行ったものです。

この研究の事例分析において、メディエーターによる対話促進が4段階の構造から成り立っていることが明らかとなりました。患者側の真の欲求は、人として対等な立場で苦しみを理解してほしい、今後もつながりを持ち続けたいという点であることが示唆され、メディエーターはこれらに着目しながら対話を促進していることを明らかにしました。

ニュース