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研究生の論文が「臨床検査学教育」に掲載されました。

本学研究生 重松康之さん(3期生)の「3年制臨床検査技師養成校における卒前採血実習の実施案と試み」が、日本臨床検査学教育学会の「臨床検査学教育」8(2)175-180,2016に査読を経て掲載されました。

この論文は重松さんの修士学位論文研究をもとにしたもので、臨床検査技師養成校での採血実習計画を立案・実施し、学生の習得すべき技能を明確にして教育の質を向上しようとするものです。

%e9%87%8d%e6%9d%be重松さんは大阪医療技術学園専門学校の臨床検査技師科専任教員であり、現在の実習ガイドライン等では明確な指定のない「臨床検査技師が行う臨床検査のための患者から採血」が、入職後ただちに臨床現場で行われている現状から、卒前の採血実習のあり方を研究テーマとし、その実習内容の構築を行いました。
研究の中で、実際の臨床現場の採血行為を分割し、それぞれの採血行為に必要な時間を測定して「見える化」しました。また、WHO等が医療安全のために定めた指示の遵守状況の把握を可能にし、実際のカリキュラム内で運用可能であることを示しました。

これはわが国で初めての試みであり、採血実習における学生自身の到達目標が明確となり、卒業後、勤務先での採血業務をスムースに行うための手がかりとなることが期待されます。

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