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「産科医療補償制度における原因分析報告書の検討」-本学修了生の論文が「医療の質・安全学会誌」に掲載されました。

本学修了生である吉野眞美さん(1期生:研究生)の研究報告として「産科医療補償制度における原因分析報告書の検討」(本学の木内淳子教授、岡耕平准教授との共著)が雑誌「医療の質・安全学会誌」第13巻第3号(2018年)に掲載されました。

この論文において、産科医療制度における原因分析報告書が、WHOドラフトガイドラインで示されている『成功する報告システム』の特性である「非懲罰性」「秘匿性」に配慮されているか、また医学的評価の判断基準に一貫性があるかを検討したところ、裁判所の判決文と照らし合わせれば医療機関の特定が可能であり、秘匿性に関しては配慮が不十分であることを見出しました。
さらに、診療行為でも評価にばらつきが見られ、評価の判断基準に一貫性が担保されていない可能性もあるとのことです。産科医療保証制度の原因分析報告書の要約版は公表されている為、今後原因分析報告書の記載方法に関して、秘匿性や判断基準の一貫性などの点を検討しなければならないという現状を報告しました。

キーワード:産科医療保障制度、医療水準、ガイドライン

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