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第1回 リハビリ系セミナーを開催しました。

 10月13日(土)13:00より,滋慶医療科学大学院大学にて第1回リハビリ系セミナーを開催しました。本大学院大学の岡耕平助教が『発達障害のある人へのテクノロジーを活用した就労支援』というテーマのもと、講演を行いました。
 本セミナーでは,発達障害のある人の困り感に応じた就労支援について,新しい考え方と,テクノロジーを活用した具体的で効果的な困難解決策について紹介しました。


【セミナー概要】

 発達障害は人に応じてその特徴が異なるため,従来の障害種別の訓練型リハビリテーションでは対応することが難しいのが現状です。実際の問題解決のためには,人を環境に合わせるのではなく,環境を人に合わせるといった従来とは異なる視点からのリハビリテーションが必要になります。
 近年のリハビリに関するトピックとして,障害観の変化があります(詳しくはこちら)。従来は,障害の原因は個人の器質的・形態的な異常に還元され,それを克服することが重視されてきました。一方で近年では,障害とはそのように個人のみに属するものではなく,個人と社会のつながりを阻害する壁のようなものと考えられるようになりつつあります。これを踏まえると,これからのリハビリテーションは個人の身体能力や作業能力を上げるということに加えて,個人と社会との壁を取り除く方法が必要になってきます。それが外部環境の活用です。しかしながら,外部環境の活用とはいっても,具体的な方法についてはまだまだ周知されていないのが実情です。


 今回のセミナーでは,特にテクノロジーによる代替手段の利用によって発達障害のある人のさまざまな困り感を解消する具体的なアイデアについて紹介があり,さらに参加者の方にはデモ体験を通じてそれら具体的な困り感の解消法を学んでいただけたようです。

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