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第1回 医師・看護師セミナーを開催しました。

 10月13日(土)14:00から、滋慶医療科学大学院大学にて、第1回医師・看護師セミナーを開催しました。

 この第1回目の医師・看護師セミナーでは、本大学院大学の教授である江原一雅氏が『医療現場において事故をいかに防ぐか~システムアプローチによる再発防止~』というテーマのもと、講演を行いました。


【セミナー概要】

 医療事故を減らし、再発防止のためには、「システムアプローチ」が必要である。つまり、表在的失敗に潜む潜在的失敗に注目をすることにより、有害事象を減らし医療の質の向上を目指すことができる。
 医療において、医療事故の3つの要因があり、第1の要因として、「ヒューマンエラー」がある。すなわち、人の注意には限界があり、認知心理学的な分析を行うことにより、エラーを回避することができる。また、第2の要因としては「チーム医療」の問題があり、医療界でもチーム医療の教育として航空界のノンテクニカル・スキルの訓練が導入されている。その訓練として①リーダーシップとマネジメント②チームワークと協力体制を③問題解決と判断④状況把握など、この4点の教育をしっかり行うことが、事故、有害事象の再発防止に役立つ。3つ目の要因としては、「質あるいは技術的レベル」があり、事故を減らすため、自発的報告システム→エラー分析→PDCAサイクルを行い、安全の面からいかにして質を向上するか、が重要となる。

 安全な医療の為に、たくさんの事例を基にした話がなされ、システム指向によりエラーを減らすことをセミナーの参加者に伝えられ、大変意義のあるセミナーとなり、学んでいただけたようです。

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