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第1回 臨床工学技士セミナーが開催されました。

 10月6日(土)14:00から、滋慶医療科学大学院大学にて「第1回臨床工学技士セミナー」が開催されました。

この第1回臨床工学技士セミナーでは、本学の「医療機器安全管理学」担当の小野哲章教授が『現場の臨床工学技士に伝えたい~試して学ぶMEの面白さ~』と題して講演を行いました。

内容の一部を紹介いたします。


セミナーの呼び掛け文には、『臨床工学技士は臨床現場の唯一の「工学の専門家」であるが、「工学力」に自信がある技士は多くないだろう。その補強のために、実際の機器の簡易版を作って「原理的にどんな動作をしているのか」と考えたり、簡易チェッカを試作して使ってみて「工学力」を実感したりする「楽しみながら工学の勉強をする」ことから入ってみるのはどうだろうか。さらに、医師や看護師の研究には医療機器や工学技術が必要になる。それに協力してあげることは臨床工学技士の「工学力」を磨く良い機会であると同時に「存在感」をアピールする良い機会でもある。このように、臨床現場は「工学の勉強のネタ」がたくさん転がっている。今日からネタ探しに走って「工学力」を磨こう。』と書かれていたように、自分の手を動かして「工学力」を脳に定着させる「ノウハウ」を独特の言い回しと分かりやすいスライドを使って講演されました。

実際の講演では、
・ 実験するには「測定器」が必要だが→簡単に作れる測定器
・ 電子工作体験→タイマーIC:555でペースメーカ体験
・ チェッカを作ろう→ペースメーカ振幅はテスタで測れる
・ 1,000円でできる熱変換方式電気メスチェッカ
・ バーチャル電子工作→LTspiceで遊ぼう
・ AEDとLCR型除細動器のLTspiceモデル
・ 心筋梗塞(ST上昇)心電図のLTspiceモデル
・ 簡単LTspiceモデルで血圧波形を理解する
等を主題としたスライド52枚を駆使して、興味を沸かせる語り口で、約70分、参加された臨床工学技士や技士を目指す学生さんたちに熱く語られました。

AEDのLTspiceモデル
LTspiceモデルのよるAEDの出力波形

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